香りの観察日記

一般人が個人的な香りの感想を記録していくためのブログです。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

コムデギャルソン / BLACK

気温25℃/湿度54% そう!まさにこういう香りを探していたの!今の自分が求めているニーズにぴったりの香水に出会った時の高揚感は忘れられない。それが必然的に探していたものでも、はたまた偶然の出会いであっても同じように。 今回は前回の記事で紹介した方…

欲しい系統の香水を見つける方法

ある程度香水が手もとに集まってくると、「こういう香調のものが欲しい!」という探究心がムクムクと湧き上がってくることがある。 筆者の場合は一時期スモーキーな香水をひたすらに探していた。この「スモーキー欲しい発作」の発端はジョーマローンのウード…

イヴサンローラン / オピウム

気温24℃/湿度61% 香水のネーミングやバックグラウンドだけで惹かれてしまうことは無いだろうか。このオピウムはその和訳「阿片」というネーミングから発売当初からフレグランス業界を震撼させた。 デザイナー、イヴサンローラン。彼は、他人の視線を集めるだ…

CHANEL / NO.19 EDP

気温27℃/湿度64% コレクションの中に必ず1つは持っておきたい香りといえば、TPO問わずに纏えるものだろう。かと言ってありきたり過ぎても面白くないので、以外にコレだというものに出会うのは難しかったりする。 他者に不快な思いをさせず、かつ美しい香りだ…

セルジュルタンス/ニュイ ドゥ セロファン

気温23℃/湿度55% 筆者はフローラル系がどうも苦手だ。というか食わず嫌いしている節がある。フローラルといえばキュートで可憐、はたまたゴージャスで華やか、そんなフェミニンなイメージが自分と掛け離れすぎていてなかなか挑戦することが出来ない。 そんな…

ディプティック / タムダオ

気温23℃/湿度59% 初めて買った香水は、やはりいつになっても特別な存在だ。ディプティックのタムダオ。この一本が私を香りの世界の奥深さを教えてくれた。 当時、香を焚くのがマイブームだった。セージやサンダルウッドの煙の中に居ると優雅な気分になる。神…

アルマフ / Club De Nuit Intense Man

気温25℃/湿度64% クラブ ドゥ ニュイ インテンス マン。 この香りを一言で表すと、スモーキーなパイナップル。男らしくセクシーでくどすぎない。俗に言う「女受けの良い」部類の香りだと思う。 個人的にはフレグランスに対してそういう表現を使うのは好きで…

Dior / DUNE

気温25℃/湿度66% 香水好きにとって、フレグランスのディスコンほど悲しいものは無い。特に名香と呼ばれる香水が廃盤ともなると愛用者の中で大騒ぎになることも多々あるだろう。とはいえありがたい事に、ネットショッピングが普及している現在ならまだ手に入…

GIVENCHY / π

気温27℃/湿度65% 先の記事に記したように、纏う環境で印象をガラリと変える香水は非常に多い。その中でも突出して面白い表情の変え方をする香りがあった。 GIVENCHYのπである。 いつだったか、オリエンタル香にハマっていた冬場に購入したきり長らく出番を待…

HERMES / ナイルの庭

気温26℃/湿度66% 早朝4時前、付けっぱなしのテレビの音で起きる。頭が冴えない。目覚めの一服をしつつ、久しぶりにとあるボトルに手が伸びた。 エルメスのナイルの庭だ。 香りの霧が生ぬるい空気をかき分けて新鮮なシトラスが肌に着地する。やや苦味のあるグ…

ブログの趣旨

不思議なことに、同じ香水でも気温や湿度によって全く異なる表情を見せることが多々ある。 ムエット上での香り立ちと肌に乗せた時との印象が異なるように至極当たり前のことではあるけれど。 買った時はいい香りだったのにいざ自宅で付けてみたらなんか違う…