ブログの趣旨
不思議なことに、同じ香水でも気温や湿度によって全く異なる表情を見せることが多々ある。
ムエット上での香り立ちと肌に乗せた時との印象が異なるように至極当たり前のことではあるけれど。
買った時はいい香りだったのにいざ自宅で付けてみたらなんか違う!という現象も上記のような環境や状況の違いというのが主な原因だろう。
フレグランスド素人の筆者が今よりもっとド素人だった頃、それが原因で手放してしまった香水が多々あった。
そして今になってその軽率な別れを猛烈に後悔している。
あの時もうワンシーズン待っていたら…纏う日の天気を考慮していれば…もしかしたら今はもう手元に無い香水が特別お気に入りになっていたかもしれなかったのにと。
例えば、映画や小説、音楽などのアートは、受け取り手の年齢だとか心模様次第で作品に対しての感じ方は大きく変わるものだ。おそらくフレグランスも同じようにそうだ。
このブログでは、香りの初心者が手元の香水に対して観察日記様に個人の感想を記録していこうと思う。
二度と血迷って大切な香りを手放さないように。
それらの書き散らしがいつか誰かの目に触れて、参考になれば尚更幸いだ。